デジタル式試験
アンカーにねじりトルクをかけず、
誰でも正確にテストできる試験方法です。
負荷ナットを回し、回転止めの施された中筒をねじで引張り上げ、負荷をかけるアンカーボルトにねじりトルクをかけない方式(リニア・スライド・ロード機構内蔵)によるデジタル式測定方法です。
機材搬入
- 機材搬入
引張試験機の機材を搬入します。
- A.AT-10(本体)
- B.センター・シャフト
- C.センター・シャフト用ナット
- D.カップリング(ジョイントナット)
- E.レンチ
- F.レンチハンドル・延長ロッド
- G.測定表示部(操作スイッチ)
- H.プリンター
- 試験アンカー確認
ボルトサイズを確認し、適合するカップリングを使用します。
機材設置
- 機材設置
試験アンカーのボルトサイズを確認し、適合するカップリング(ジョイントナット)を使用します。
- センターシャフト取り付け
アンカーボルト、センターシャフトのカップリング(ジョイントナット)による接続を確実におこないます。
- 本体設置・調整
脚のネジで本体とセンターシャフトが直交するように調節します。
- 機材固定
センターシャフト用のナットを取り付け、軽く締め付けます。
- プリンター接続
測定表示部、プリンターの電源をONにします。
機材設置完了
加圧・引張強度試験開始
- 数値調整
測定表示部の操作ボタンで設定荷重値を入力し、ゼロ調整ボタンを長押ししてゼロ調整をおこないます。
- 数値リセット
ゼロ調整ボタンを長押ししてゼロ調整をおこなった後、試験を開始します。
- 加圧
本体のナットにレンチをセットして“負荷側”にゆっくり回転させて加圧します。
- 計測
表示部の数値を確認しながら設定値まで加圧していきます。
※設定荷重値に到達するとアラームが鳴ります。
- 確認
プリンターの印字ボタンを押すと日付、荷重値、変位値などを印字したレシートを出力します。
※引張強度試験時の加圧速度は約5kN/秒位でおこないます。
引張強度試験完了